秋と言えば、エギングをするには良い時期ですよね。春のような大型のアオリイカは釣れないものの、数釣りが楽しめる絶好の時期です。
最近の釣果を見てみると、ティップラン エギング(ボート エギング)の調子が良さそうなので行ってきました。
お世話になるのは、千葉県勝山港の「宝生丸」さんです。
事前準備
リール、ロッドはもちろん、エギは3.0号25g、3.5号28~50gを準備しました。
ここで要注意なのが、アオリイカは浅い岩礁域に生息しているので、狙うポイントも浅い岩礁域になります。と言うことは、根がかりしやすいという事になります。エギをロスする事を考慮して、毎回最低でも20個は準備しています。
天気予報の確認も大事です。アオリイカは晴れている日より曇りの方が釣れると言われています。それ以上に大事なものが風になります。風の力を利用して船を流し、広範囲に探ることで釣れる確率が上がります。釣行3日前の予報では、晴れで風速5~7mなので、いい感じに船が流されて広範囲に探れそうです。
その他、クーラーボックス、スナップ、ショックリーダー、歯ブラシを準備しました。
歯ブラシは、イカの墨を落とす為に使用します。エギに墨が付いていると、イカは警戒してしまいますので、墨はしっかり落としましょう。専用のブラシも釣り具屋で売っていますが、僕の場合は使い古した歯ブラシを使用しています。
釣行当日
前日23:30分に現地到着。
宝生丸の船の座席の取り方は、早く現地に到着した順で好きな場所を確保することができます。
このような形で港の船着き場にセットされています。
空いているところに番号入りのペットボトルのキャップがありますので、希望の座席のキャップを取ります。やはり、最近の釣果が良いだけあって、この時間でもすでに数名ほど先客がいました。
ちなみに、宝生丸のティップランエギング船では、右舷(船の後ろから見て右側)のみなので左舷は使用しません。
明るくなり、AM6時に出船です。
天気予報が外れて、朝は風があまりありません。
最初のポイントは、勝山漁港を出てすぐの場所でした。
準備をしていると、船長から「昨日の朝はヤマシタの赤が調子良かったよ」とのこと。しかし、僕はヤマシタの赤は持っていなかったので、とりあえずピンクの3.5号30gのエギで釣りスタート。
船長からは「底から2~3mで10~15秒待つ、アタリは小さいから、少しでも変だと思ったらすぐ合わせる」と指示があったので、底を取り5回しゃくり10秒止めアタリを待つの繰り返し。20分ほど経過しましたがアタリ無し。
ここで船長から「船が流れないから軽いエギで広範囲に探って」と指示があったので、3.0号25gで流して広範囲に探ったり、3.5号30gを軽く投げて広範囲に探るを繰り返していたら、6時30分にヒット!
3.5号30gを投げて5回しゃくり、止めた瞬間でした。1杯目は約500gのアオリイカでした。
その後、保田沖へ移動。
ここもイカのご機嫌があまり良くないようで、時々誰かが釣って静かになり、しばらくしてから誰かが釣ると言った感じです。
再び勝山沖へ移動し、10時過ぎ位から風が出てきて船が流れ始めました。
日差しが出てきたので、エギのカラーをピンク系やオレンジ系は使用しないで、パープル系やグリーン系に絞りました。
10時35分にヒット!今度は、約600gのアオリイカです。
再び10時55分にヒット!今回も、約600gのアオリイカでした。
派手さは無かったものの、船の中で誰かが時々釣っている状況が続き、ラストに保田沖へ再び移動。
雲が出てきたのでアピールする為、ゴールド系のカラーにチェンジ。すると12時15分にヒット!今回は小さめのモンゴウイカでした。
そして本日の釣りは終了。
詳細情報
釣行日 : 2018年10月26日
出船 : 6:00
帰港 : 14:45
乗船人数 : 9名
水深 : 20~32m
釣れたイカ : アオリイカ(500g×1、600g×2) モンゴウイカ×1
潮回り:中潮
天気 : 晴れ時々曇り
風 : 弱風→風速5~7m
海の状態 : 凪ぎ
その他 : 根がかりは数回ありましたが、エギのロスは1個
今回使用したタックルです。
今回ヒットしたエギです。
上から
6時30分にヒット バレーヒル スクイッドシーカー 3.5号30g
10時35分にヒット ハリミツ 墨族BB 3.5号30g
10時55分にヒット ダイワ エメラルダスボートRV 3.5号30g
12時15分にヒット ダイワ エメラルダスボートRV 3.5号30g
本日の釣果