レンタルタックルで船釣りへ行こう(ライトタックルアジ編)

船釣りデビューしませんか?

船釣りって釣りが慣れている人でないとできないや、敷居が高いと思ったりしていませんか?そんな事はありません。ロッドやリールのレンタルをしている船宿は沢山あり、気軽に行っても大丈夫です。

しかし、最低限必要な道具はあります。

ここでは、必要な道具や基本的な船宿への予約のやり方を紹介しています。

今回、紹介する船釣りはライトタックルアジ(LTアジ)です。

 

船宿を決める

乗船する船宿は釣具屋で情報を聞いたり、インターネットで検索してみましょう。船宿のサイトを見れば釣果が記載されていますので、どれくらい釣れているのか参考になります。

初めてや船釣りが慣れていない場合の船宿の選び方にもポイントがあります。

①レンタルタックルの有無

②出来るだけ大きな船

③釣果は最高数より最低数を意識する

 

①について、船釣りともなると専用やそれ近いタックルが必要になります。しかし、初めての場合、タックルを買い揃えるとなると、ためらってしまうと思います。そんな場合にレンタルタックルを利用しましよう。

②について、やっぱり船酔いって心配ですよね。大きな船の方が揺れは小さいので、船酔いが心配な方は大きな船がある船宿をオススメします。

③について、船宿の釣果は気になるところです。ほとんどの場合「5~27匹」このような形で記載されています。27の数字の方に目が行ってしまいますが、この数字は船釣りに慣れている人の場合が多いので、初めてや慣れていない人は、あまり参考になりません。最低数5この数字を参考にしましょう。

 

天気を調べる

先ほども出てきましたが、船釣りで特に不安なところは船酔いだと思います。

波の弱い日を選んで日程を決めましょう。

オススメの無料天気予報サイトです。→ GPV気象予報

 

船宿へ予約する

船宿へ予約の電話をしましょう。

日程、人数とレンタルタックルを使用する場合は伝えましょう。

あと、初めての船宿の場合、聞いておいた方がいいことがあります。

①集合時間

②受付場所

③船の座席の決め方

④現地で仕掛けの購入可能か

⑤レンタルの詳細

⑥氷はもらえるか

 

①について、船宿のホームページなどでは、出船6:00 などと記載されている場合が多いのですが、集合時間は30分以上前が多いです。集合時間に遅れると他に人に迷惑をかけてしまうので、気をつけましょう。

②について、受付場所は船で受付船宿で受付の2パターンあります。当日に迷わないように確認しましょう。

③について、主に3パターンあります。1予約した順番に座席が決まる。2現地に到着した順番で座席が決まる。3くじ引き。2番目はもちろん早く現地に到着すれば自由に座席を決める事ができます。ライトタックルアジの場合は一番後ろが人気あります。しかし、初心者の場合は船長の近くが良いです。理由は、釣り方を教えてもらえる、船の構造上揺れが小さいなど。座席を選ぶ注意点として、一番後ろは排気ガスの出口がある為、排気ガスの臭いで酔いやすくなってしまう。一番前は、船の構造上揺れが大きくなってしまうことです。

④について、ライトタックルアジは、仕掛けは1個では足りません。現地で購入できない場合は、1人5個位は準備しておいた方が良いと思います。

⑤について、こちらが基本的なライトタックルアジの仕掛けです。

 

レンタル可能な船宿では、ロッド、リール、道糸(ライン)、ライフジャケットはレンタルできます。テンビン、ビシもレンタルをやっている船宿は多いですが確認は必要です。

ビシを事前に準備する場合は、使用するビシのサイズと種類は船宿ごとに決められていますので確認しましょう。

仕掛けの写真です。

⑥について、ほとんどの船宿は氷はもらえますが、初めての船宿の場合は確認しましょう。

 

事前準備

まずは、必要な道具を準備します。

・リール、ロッド(レンタルの場合は必要なし)

・ライフジャケット(レンタルの場合は必要なし)

・テンビン(レンタルの場合は必要なし)

・ビシ(レンタルの場合は必要なし)

・仕掛け(現地購入できる場合は現地でOK)

・クッションゴム

・クーラーボックス(20~30Lがオススメ)

・氷(船宿でもらえない場合)

・プライヤー

・ナイフ(魚を絞める場合は必要)

・ハサミ

・防水バックや防水タックルボックス(ハサミなどの小物や財布を入れます。波を被ったりして濡れる可能性があるので、防水のしっかりしたものを選びましょう)

・酔い止め(酔わない自信がある人は必要なし)

・竿受け(あると便利)

竿受け、ナイフ、ハサミ、プライヤーの写真

この釣りでは、40cm位のサバなど、意外な大物も釣れたりします。中途半端なラインの結び方では外れてしまう可能性がありますので、まだ慣れていない方は、まずはクリンチノットができるように練習しましょう。

これだけは覚えておきたいライン(釣り糸)の結び方 ラインと金具編

服装

船の上では常に水が流れていますので、濡れても大丈夫な履物が必要になります。

夏場は半そで、ハーフパンツ、サンダル等でOKですが、日焼けが気になる方は対策をして下さい。サンダルはつま先の出ていないものが良いです。

春、秋はレインウェアの上下に長靴がオススメです。

冬は釣り用防寒ウェアに防寒長靴が理想ですが、持っていない方もいるかと思います。持っていない場合は、できるだけ服を着こんで、その上からレインウェアを着ましょう。普通の長靴では辛いと思いますので、つま先用ホッカイロが役に立ちます。

 

釣り当日

船酔いが心配な人は、アネロン「ニスキャップ」と言う酔い止めがあります。この酔い止めは良く効くのでオススメです。※15歳以上

酔ってから飲むと効果が薄いので、船に乗る30分前には飲んでおきましょう。

集合時間前に現地に到着し、受付を行います。そして、レンタルタックルを受け取り乗船します。

仕掛けの準備は、船が港にある間にできるだけやってしまいましょう。沖での細かい作業は船酔いの原因です。しかし、エサは釣り直前で針に付けた方が良いです。魚も新鮮なエサを好みます。

基本の釣り方は、船長の指示したタナ(深さ)+仕掛けの長さ分、仕掛けを沈めます。例えばタナは24m、仕掛けは2mの場合、26mまで沈め、2m分ロッドをしゃくり上げ24mに合わせます。しゃくり上げる事によって、カゴの中の撒き餌が撒かれる仕組みです。深さが何故分かるかと言うと、ラインは10mごとに色が変わり、1mごとにマーキングがしてあるため、細かく把握することができます。

と釣り方について説明しましたが、一番の釣るコツは、「百聞は一見にしかず」です。船長に釣り方を聞いて、釣り場で教わるのが良いでしょう。

それでは、釣りを楽しんでください!