船釣りの仕掛けを自作しよう トラフグ編

自作の仕掛けの利点はコストを抑えられる事です。作る楽しさもあり、自作の仕掛けで釣れた時の喜びは完成品の仕掛けを使用して釣れた時より大きいと思います。そして、仕掛けを自作できる技術があれば、船の上で仕掛けを作り直す事もできるようになる為、一つの仕掛けを長持ちさせる事だってできます。

今回は「喰わせ仕掛け」と「カットウ仕掛け」の作り方を紹介します。

喰わせ仕掛けは、一般的な釣りと同じくエサをフグに喰わせて、針を口に掛けて釣る仕掛けです。カットウ仕掛けは、エサに下に大きな針をセットして、エサを食べにきたフグを引っ掛けて釣る仕掛けです。

トラフグ釣りでは仕掛けをアピールさせる事が重要で、目立つ色のオモリを使用したり、3つの針すべてにエサを付けるなど、海中でアピールさせる工夫がしてあります。

 

必要な材料(喰わせ仕掛け)

 

  • オモリ 25~30号
  • オフセットフック 2/0~4/0、三徳針 4/0~5/0
  • スナップ付きスイベル 3~2/0号
  • スイベル 3~2/0号
  • スプリットリング #3~6号

 

オモリ

25~30号を使用

仕掛けをアピールさせる事が必要な為、オモリは目立つ色やラトル入りのものが向いています。

 

オフセットフック 2/0~4/0、三徳針 4/0~5/0を使用

オフセットフックは、トラフグ専用やルアー用の軸が太いものを使用します。

 

スナップ付きスイベル

3~2/0号を使用

スナップへ直接 針を付ける為、インターロック無しのものが扱いやすく向いています。

 

スイベル

3~2/0号を使用(ボールベアリングスイベルは2~4号)

仕掛けに段差を付ける場合に使用します。

ボールベアリングが組み込まれ、回転性能を高めた高性能スイベルもあります。通常のスイベルは号数の数字が上がればサイズは小さくなりますが、ボールベアリングスイベルは号数の数字が上がるとサイズが大きくなる為、サイズ選びでは注意が必要です。

 

スプリットリング

#3~6を使用

オモリ側へ使用するスプリットリングは#5~6、仕掛けに段差を付ける場合に使用するものは#3~6を使用します。

 

作ってみよう

材料をイラストのように組合わせます。

 

必要な材料(カットウ仕掛け)

 

  • ハリス、ショックリーダー(ルアー用) 10~22号(35~80lb)
  • ワイヤーリーダー #42~46
  • 針 フグカットウ針(専用針)
  • スナップ付きスイベル 3~4号
  • ダブルスリーブ

 

ハリス、ショックリーダー

10~16号(35~55lb)を使用

 

ワイヤーリーダー

#42~46を使用

トラフグは噛む力が強い為、噛まれても切られる可能性が少ないワイヤーリーダーが向いています。

素材については主にナイロン、フロロカーボン、ワイヤーの3種類あり、それぞれ以下のような特徴があります。

ナイロンリーダーの特徴

  • 価格が安い
  • 糸グセはフロロカーボン製より付きにくい
  • 扱いやすい
  • 伸縮性がある為、衝撃を吸収できる
  • 感度は劣る

フロロカーボンリーダーの特徴

  • 根ズレや擦れに強い
  • 比重はナイロンより重い(沈みやすい)
  • 透明度が高い
  • 伸縮性はナイロンより少ない為、感度が良い
  • 糸グセが付きやすい為、扱いにくい

ワイヤーリーダーの特徴

  • 強度は一番高い
  • 金属の為、透明ではない
  • コーティングされたものあり、商品により同じ号数でも太さが違う
  • 専用のプレス機、スリーブが必要(一部商品を除く)

 

フグカットウ針を使用

 

スナップ付きスイベル

3~4号を使用

 

ダブルスリーブ

使用するハリス、ショックリーダーの太さに合わせてサイズを選定します。

 

ダブルスリーブを使用する為には、ハンドプレッサー(圧着工具)が必要になります。

 

作ってみよう

材料が揃ったら作ってみましょう。

 

カットウ仕掛けが完成したら、喰わせ仕掛けと組みあわせて使用します。

 

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