キハダマグロのフカセ釣りは、オモリを使用しないで、生きているイワシなどの活き餌を自由に泳がせてターゲットを狙う釣り方です。
この釣りの仕掛けは、ハリスと針だけを使用したシンプルな仕掛けで、活き餌への負担を軽くする為、コマセ釣りで使用される事が多いキハダマグロ用の針より小さいヒラマサ針を使用する事が特徴の仕掛けです。
針とハリスは、キハダマグロの強烈な引きにも耐える事ができるように、南方延縄結びなどの強度が高い結び方で結びます。
代用で使用できる他の釣りのロッドや現行版を中心にこの釣りで使用できる具体的なリール・ロッドなどタックルについてはこちらへ船釣りタックル紹介 キハダマグロ(フカセ釣り)編
必要な材料
- ハリス 16~20号(55~70lb)
- 針 ヒラマサ14~16号
ハリスについて
16~20号(55~70lb)のハリス、又はルアー用のショックリーダーを使用します。
素材については主にナイロン、フロロカーボンの2種類あり、それぞれ以下のような特徴があります。
ナイロンの特徴
- 価格が安い
- 糸グセはフロロカーボン製より付きにくい
- 扱いやすい
- 伸縮性がある為、衝撃を吸収できる
- 感度は劣る
フロロカーボンの特徴
- 根ズレに強い
- 透明度が高い
- 伸縮性はナイロンより少ない
- 糸グセが付きやすい為、扱いにくい
針について
ヒラマサ14~16号を使用します。
キハダマグロ用の針は大きすぎる為、活き餌への負担が大きくなってしまいます。その為、使用しません。
船釣りから堤防、砂浜などの陸っぱりまで、様々な釣りのタックルや仕掛け、仕掛けの作成方法を対象魚別に詳細なイラスト付きで紹介中!タックル・仕掛け一覧
作ってみよう
材料がそろったら作ってみましょう。
針とハリスの結び方
南方延縄結び
道糸とハリスの結び方
ルアーフィッシングで使用される事が多い「PRノット」や「FGノット」で結びます。
FGノット、PRノットの結び方はこちらへ
これだけは覚えておきたいライン(釣り糸)の結び方 ラインとライン編
仕掛けの保管方法
作成した仕掛けを保管する場合、そのままケースに入れてしまったら、糸が絡まって使えなくなってしまう場合があります。専用の仕掛け収納ケースなどを使用すると、糸が絡まることなく作成した仕掛けを収納することができ、船の上でもすぐに使用する事ができます。
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