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船釣りの仕掛けを自作しよう ヤリイカ・スルメイカ編

専用タックルが販売されているなど、船釣りの中でも人気のヤリイカ、スルメイカ釣り。人気な釣りだけあって、ヤリイカ、スルメイカ仕掛け専用の売り場がある釣具屋は多いです。プラヅノ(イカヅノと言う場合もあり)と言う疑似餌を1つの仕掛けで5個以上使用するこの釣りは、完成品の仕掛けからプラヅノのバラ売りまで、色々な形で仕掛けが売られています。

いつもは、完成品の仕掛けを使っている方も、たまには バラ売りのプラヅノを買って仕掛けを作ってみてはいかがでしょうか?他の釣りの仕掛けに比べると少々手間はかかりますが、それほど難しくはありません。

 

仕掛けの種類

釣具屋でヤリイカ、スルメイカの完成品の仕掛けを見てみると、ブランコ、直結の2種類あります。初心者や慣れていない人は、ブランコと直結の違いがイマイチわからないと思います。

そこで、ブランコと直結は何が違うかと言うと・・・

ブランコ、直結仕掛けの違い

 

ブランコの特徴

ブランコは直結に比べるとアタリは取りにくいですが、バラしにくく、イカを船に引き揚げる時は楽になります。

ヤリイカ釣りでは主にブランコを使用します。ブランコは、サバの邪魔に弱いといった弱点がある為、サバが多い場合は直結の方が有利になる事もあります。

 

直結の特徴

イカが掛かりリールを巻いてくる時に糸を たるませると、すぐにバレてしまいます。イカを船に引き揚げる時も、ブランコより扱いが難しく、バレやすい傾向にあります。しかし、手返しが早くアタリがとりやすい仕掛けです。

直結は主にスルメイカ釣りで使用する仕掛けですが、時期や場所により、ブランコの方が有効な場合もある為、仕掛け選びに迷ったら船宿に釣れている仕掛けの種類を聞いてから準備しましょう。

 

イカの仕掛けの種類で「直ブラ」と言うのも存在します。こちらは、プラヅノではなく、スッテと言う仕掛けを使用した マルイカ用の仕掛けになります。マルイカ釣りの「直ブラ」「ブランコ」「直結」仕掛けについてはこちらへ

船釣りの仕掛けを自作しよう マルイカ編

 

必要な材料

ヤリイカのブランコ仕掛け

  • ハリス(幹糸で使用) 4~6号
  • ハリス(エダスで使用) 2~4号
  • プラヅノ(イカヅノ) 11cm、14cm
  • サルカン 2~3号
  • スナップ付きサルカン 2~4号

場合により必要なもの

  • 回転ビーズ

 

ヤリイカの直結仕掛け

  • ハリス(幹糸で使用) 8~10号
  • プラヅノ(イカヅノ) 11cm、14cm
  • サルカン 2~3号
  • スナップ付きサルカン 2~4号

場合により必要なもの

  • ビーズ(ハードタイプ)

 

スルメイカのブランコ仕掛け

  • ハリス(幹糸で使用) 4~8号
  • ハリス(エダスで使用) 4~5号
  • プラヅノ(イカヅノ) 14cm、18cm
  • サルカン 2~3号
  • スナップ付きサルカン 2~4号

場合により必要なもの

  • 回転ビーズ

 

スルメイカの直結仕掛け

  • ハリス(幹糸で使用) 8~10号
  • プラヅノ(イカヅノ) 14cm、18cm
  • サルカン 2~3号
  • スナップ付きサルカン 2~4号

場合により必要なもの

  • ビーズ(ハードタイプ)

 

プラヅノ(イカヅノ)について

プラヅノ(イカヅノ)のサイズは11cm、14cm、18cmの3種類あり、ヤリイカ釣りでは主に11cmを使用し、イカのサイズが大きい場合に14cmを使用します。スルメイカ釣りでは主に14cm、18cmを使用します。

プラヅノ(イカヅノ)の数は、ヤリイカ釣りでは5~8本使用します。ヤリイカは海底付近にいる為、あまり数を増やしても意味がありません。スルメイカ釣りでは5~15本使用します。スルメイカはヤリイカに比べ、広範囲を活発的に泳いでいる為、数を増やす事は効果的です。

カラーについては、これさえあれば大丈夫といったカラーはありません。その日ごとや時間帯によっても反応が良いカラーは変わりますので、色々試してみると面白いかもしれません。

プラヅノ(イカヅノ)には直結用があり、直結用を使用する事で簡単に直結仕掛けを作成できるようになります。

ハリスについて

ヤリイカのブランコ仕掛けは、幹糸4~6号、エダス2~4号を使用します。

ヤリイカの直結仕掛けは、幹糸8~10号を使用します。

スルメイカのブランコ仕掛けは、幹糸4~8号、エダス4~5号を使用します。

スルメイカの直結仕掛けは、幹糸8~10号を使用します。

幹糸、エダスとも素材はフロロカーボン製を使用します。

 

通常のハリスは100m前後で販売されているものが多いですが、こちらは200mでお買い得なハリスになります。

 

サルカンについて

サルカンのサイズは、上側に2~3号オモリ側に2~4号を使用します。

上側にスナップ無し、オモリ側にスナップ付きを使用すると、仕掛けを使用する時に迷わず準備する事ができます。

 

ビーズについて

直結の仕掛けを作成する場合に使用します。ソフトタイプ(柔らかいもの)はこの仕掛けには不向きな為、ハードタイプ(硬いもの)を使用します。

 

回転ビーズについて

幹糸とエダスを結ぶ時に使用します。

 

オススメはダイワの「快適D-ビーズマーキング」です。

回転ビーズには色々な種類があります。「どれも一緒じゃない?」と思う方もいるかと思いますが、快適D-ビーズマーキングには、他の回転ビーズには無い特徴があります。その特徴をイラストにしてみました。

最大の特徴は、ハリスの通り道が斜め上向きになっていて、水中でプラヅノの位置が通常の回転ビーズより高くなります。プラヅノが水中で自然な感じで漂うようになったり、幹糸とプラヅノが絡まる事を防ぐ効果があります。

通常は1袋12個入りですが、お徳用パックは1袋36個入りになっていて、12個入りを3袋買うよりお得に購入できます。

 

作ってみよう

材料がそろったら作ってみましょう。

ブランコ仕掛け(ヤリイカ)

ヤリイカ釣りで使用するブランコの仕掛けです。

幹糸にハリス(エダス)を結び、プラヅノを接続しますが、今回はこの2パターンの紹介です。

 

ヨリチチワに接続

まず、ヨリチチワを作成します。

 

プラヅノにハリスを結びます。

 

ヨリチチワとハリスの結び方は、自分が慣れている結び方でOKです。しかし、釣りの最中にプラヅノを交換する場合などには、できるだけ簡単に結びたいところです。そこでオススメなのが、今回紹介します「深海結び」です。深海結びは、その名の通り、深海魚釣りでよく使用されている結び方です。深海魚釣りでは、針を沢山使用するため、ハリスを素早く簡単に結べる「深海結び」が大活躍します。

 

回転ビーズの使用

2つのパターンの中で、簡単に作成できる仕掛けです。

幹糸に回転ビーズを通し、固定したい箇所の上下で8の字結びをするだけです。欠点はビーズが必要になってしまう為、コストが上がってしまうことです。しかし、回転ビーズは再利用可能なので、割れたり無くしたりしなければ何度でも再利用可能です。

 

ブランコ仕掛け(スルメイカ)

スルメイカ釣りで使用するブランコの仕掛けです。

結び方はヤリイカのブランコ仕掛けと一緒なので、そちらを参考にして下さい。

 

直結仕掛け(ヤリイカ)

ヤリイカ釣りで使用する直結の仕掛けです。

プラヅノと幹糸の結び方は、ブランコの「ハリスとプラヅノの結び方」を参考にして下さい。

 

プラヅノのカンナ部(針の部分)に幹糸を結びますが、今回はこの3パターンの紹介です。

直結用プラヅノを使用

直結用プラヅノはイラストのようにカンナ部の下にも糸が結べるようになっているものです。これを使用すれば簡単に直結仕掛けを作成できます。

結び方は、ブランコの「ハリスとプラヅノの結び方」と同じでOKです。

 

幹糸のみでカンナ部に接続

使用する材料が少なくシンプルな仕掛けです。

 

ビーズを使用し、カンナ部に接続

ビーズを使用する事によって、簡単にカンナ部へ接続できるようになります。

接続した時に、幹糸がビーズから抜けない事を確認して下さい。

 

直結仕掛け(スルメイカ)

スルメイカ釣りで使用する直結の仕掛けです。

結び方はヤリイカの直結仕掛けと一緒なので、そちらを参考にして下さい。

 

仕掛けの保管方法

作成した仕掛けを保管する場合、何も考えずにケースに入れてしまったら、糸が絡まって使えなくなってしまいます。イカヅノを収納する専用のケースなどを使用すると、糸が絡まることなく、作成した仕掛けを収納することができます。

釣り終了後、仕掛けの痛みが少なく、次の釣りでも使用する場合にもイカヅノを収納する専用ケースがあると便利です。

 

ハードケースタイプのイカヅノ収納用品です。ハードケースタイプはカンナ部(針)もしっかり収容できる為、他の仕掛けや釣り具を傷付ける事がありません。

 

ソフトタイプのイカヅノ収納用品です。ソフトタイプは薄く、かさばらずに収納する事ができます。

 

ハードケースとソフトタイプの組み合わせのイカヅノ収納用品です。こちらもカンナ部(針)もしっかり収容できる為、他の仕掛けや釣り具を傷付ける事がありません。

 

最後に

ヤリイカ釣りのタックルも紹介しています。代用で使用できる他の釣りのロッドや、現行版を中心にこの釣りで使用できる具体的なリール・ロッドやラインなどの情報はこちらへ

船釣りタックル紹介 ヤリイカ編

 

スルメイカ釣りのタックルも紹介しています。代用で使用できる他の釣りのロッドや、現行版を中心にこの釣りで使用できる具体的なリール・ロッドやラインなどの情報はこちらへ

船釣りタックル紹介 スルメイカ編

 

船釣りから堤防、砂浜などの陸っぱりまで、様々な釣りのタックルや仕掛け、仕掛けの作成方法を対象魚別に詳細なイラスト付きで紹介しています。

タックル・仕掛け一覧