スポンサーリンク

船釣りの仕掛けを自作しよう マルイカ編

マルイカ(正式和名:ケンサキイカ)釣りはゲーム性が高く、様々な仕掛けも各メーカーから販売され、船釣りの中でも人気の高いターゲットです。

スッテと言う疑似餌を1つの仕掛けで5~7個使用するこの釣りは、完成品の仕掛けからスッテのバラ売りまで色々な形で仕掛けが売られています。

いつもは完成品の仕掛けを使っている方も、バラ売りのスッテを買って仕掛けを作ってみてはいかがでしょうか?他の釣りの仕掛けに比べると少々手間はかかりますが、それほど難しくはありません。

 

仕掛けの種類

釣具屋で完成品の仕掛けを見てみると、「直ブラ」「ブランコ」「直結」 の3種類あります。

初心者の方は、直ブラ、ブランコ、直結の違いがイマイチわからないと思います。

そこで、3つの仕掛けは何が違うかと言うと・・・

直ブラ、ブランコ、直結仕掛けの違い

直ブラの特徴

直結に比べアタリは取りにくく、ブランコに比べアタリは取りやすい事が特徴です。

仕掛け選びに迷ったら、直ブラがオススメです。

 

ブランコの特徴

ブランコは直ブラのハリスを長くした仕掛けです。3つの仕掛けの中で一番アタリは取りにくいですが、バラしにくく、イカを船に引き揚げる時は楽になります。

 

直結の特徴

イカが乗り(針に掛かる)リールを巻いてくる時に糸を たるませると、すぐにバレてしまいます。イカを船に引き揚げる時も、ブランコより扱いが難しく、バレやすい傾向にあります。しかし、手返しが早くアタリがとりやすい仕掛けです。

 

この3つの仕掛けを組み合わせ、5本スッテの内、上2つを直結で使用し 残り2つを直ブラや、上3つを直ブラで使用し 残り2つをブランコなど、色々試してみると面白いかもしれません。

 

必要なもの

まずは、直ブラ、ブランコ、直結で作りたい仕掛けを決めて材料を準備しましょう。

直ブラ仕掛け

  • ハリス(幹糸で使用) 3~5号
  • ハリス(エダスで使用) 3~5号
  • スッテ 3~6cm
  • サルカン 3~4号
  • スナップ付きサルカン 5~7号

場合により必要なもの

  • 回転ビーズ
  • イカフック(スッテ用金具)

 

ブランコ仕掛け

  • ハリス(幹糸で使用) 3~5号
  • ハリス(エダスで使用) 2~3号
  • スッテ 3~6cm
  • サルカン 3~4号
  • スナップ付きサルカン 5~7号

場合により必要なもの

  • 回転ビーズ
  • イカフック(スッテ用金具)

 

直結仕掛け

  • ハリス(幹糸で使用) 3~5号
  • スッテ 3~6cm
  • サルカン 3~4号
  • スナップ付きサルカン 5~7号

場合により必要なもの

  • ビーズ(ハードタイプ)
  • イカフック(スッテ用金具)

 

ハリスについて

直ブラ仕掛けは、幹糸、エダス共に3~5号を使用します。

ブランコ仕掛けは、幹糸3~5号、エダス2~3号を使用します。

直結仕掛けは、幹糸3~5号を使用します。

幹糸、エダスとも素材はフロロカーボン製を使用し、マルイカが低活性時には細くすると効果的です。

 

通常のハリスは100m前後で販売されているものが多いですが、こちらは200mでお買い得なハリスになります。

 

スッテについて

スッテの数は5~7本使用します。

サイズは3~6cmを使用します。主に4~5cmを使いますが、イカのサイズが小さい時などに3cm、イカのサイズが大きい時や深場を狙う場合に5cm以上を使用します。

スッテにもルアーと同じように、フローティング(浮く)、サスペンド(水中でほぼ停止)などの浮力のあるタイプ、シンキング(沈む)タイプがあります。直ブラでは シンキングが向いていて、ブランコには フローティング、サスペンドが向いています。直結はどのタイプを使用しても、ほぼ違いはありません。

そして、一つの仕掛けにスッテのサイズは統一しなくても良いので、5本スッテの場合、2本が5cm、別の2本が4cm、残り1本が3.5cmなど自由な組み合わせが可能です。

カラーは、これさえあれば大丈夫といったカラーはありません。その日ごとや時間帯によっても反応が良いカラーは変わりますので、色々試してみると面白いかもしれません。

 

サルカンについて

サルカンのサイズは、上側に3~4号オモリ側に5~7号を使用します。

上側にスナップ無し、オモリ側にスナップ付きを使用すると、仕掛けを使用する時に迷わず準備する事ができます。

 

ビーズについて

直結仕掛けを作成する場合に使用します。ソフトタイプ(柔らかいもの)はこの仕掛けには不向きな為、ハードタイプ(硬いもの)を使用します。

 

イカフック(スッテ用専用金具)について

幹糸やハリス(エダス)にスッテを結ぶ場合、直接結んでしまうとスッテの交換時、一度 幹糸やハリスを切る必要があります。イカフックを使用する事で、スッテの交換が簡単に行う事ができるようになります。

金具の重さがスッテに加わる為、ブランコ仕掛けには、やや不向きにはなりますが、直ブラにイカフックS、直結にイカフックS SV(スイベル付き)がオススメです。

 

お徳用パックは通常の3倍の個数が入っていて、通常を3袋買うよりお得に購入できます。

 

回転ビーズについて

幹糸とハリス(エダス)を結ぶ時に使用します。

 

オススメはダイワの「快適D-ビーズマーキング」です。

回転ビーズには色々な種類があります。「どれも一緒じゃない?」と思う方もいるかと思いますが、快適D-ビーズマーキングには、他の回転ビーズには無い特徴があります。その特徴をイラストにしてみました。

最大の特徴は、ハリスの通り道が斜め上向きになっていて、水中でスッテの位置が通常の回転ビーズより高くなります。スッテが水中で自然な感じで漂うようになったり、幹糸とスッテが絡まる事を防ぐ効果があります。

通常は1袋12個入りですが、お徳用パックは1袋36個入りになっていて、12個入りを3袋買うよりお得に購入できます。

 

作ってみよう

材料がそろったら作ってみましょう。

直ブラ仕掛け

マルイカ釣りでよく使用されている直ブラの仕掛けです。

幹糸にスッテを接続しますが、今回はこの4パターンの紹介です。

ヨリチチワに直接スッテを接続

使用する材料が少なくシンプルな仕掛けです。しかし、スッテの取替えが出来ない弱点もあります。

 

専用金具を使用し、ヨリチチワに接続

ヨリチチワを作成します。

ヨリチチワを縦向きになるように作成し、専用金具(イカフック)を使用してスッテを取付けます。

 

短めのハリスを使用し、スッテに接続

ヨリチチワとスッテの間にハリスを使用し、ヨリチチワとスッテの間を3cm以下にしてスッテを接続します。

専用金具(イカフック)を使用してスッテを取付ける事も可能です。

金具とハリスの基本的な結び方はこちらへ
これだけは覚えておきたいライン(釣り糸)の結び方 ラインと金具編

 

ヨリチチワとハリスの結び方は慣れている結び方でOKです。しかし、釣りの最中にスッテを交換する場合など、できるだけ簡単に結びたいところです。そこでオススメなのが「深海結び」です。深海結びはその名の通り、深海魚釣りでよく使用されている結び方です。深海魚釣りでは針を沢山使用するため、ハリスを素早く簡単に結べる「深海結び」が大活躍します。

 

回転ビーズの使用

4つのパターンの中で一番簡単に作成できる仕掛けです。

幹糸に回転ビーズを通し、固定したい箇所の上下で8の字結びをするだけです。欠点は、ビーズが必要になってしまう為、コストが上がってしまうことです。しかし、回転ビーズは再利用可能なので、割れたり無くしたりしなければ何度でも再利用可能です。

 

ブランコ仕掛け

ブランコの仕掛けです。

ブランコは直ブラのハリスを長くした仕掛けになります。幹糸やハリスの結び方は、直ブラ仕掛けを参考にして下さい。

 

直結

直結の仕掛けです

スッテと幹糸の結び方は、直ブラの「ハリスとスッテの結び方」を参考にして下さい。

 

スッテのカンナ部(針の部分)に幹糸を結びますが、今回はこの2パターンの紹介です。

幹糸のみでカンナ部に接続

使用する材料が少なくシンプルな仕掛けです。

 

ビーズを使用し、カンナ部に接続

ビーズを使用する事によって、簡単にカンナ部へ接続できるようになります。

接続した時に、幹糸がビーズから抜けない事を確認して下さい。

 

仕掛けの保管方法

作成した仕掛けを保管する場合、何も考えずにケースに入れてしまったら、糸が絡まって使えなくなってしまいます。スッテを収納する専用のケースなどを使用すると、糸が絡まることなく、作成した仕掛けを収納することができます。

釣り終了後、仕掛けの痛みが少なく、次の釣りでも使用する場合にもスッテを収納する専用ケースがあると便利です。

 

ハードケースタイプのイカヅノ収納用品です。ハードケースタイプはカンナ部(針)もしっかり収容できる為、他の仕掛けや釣り具を傷付ける事がありません。

※品名がヤリイカなどで使用するイカヅノになっていますが、スッテでも使用できます。

 

ソフトタイプのイカヅノ収納用品です。ソフトタイプは薄く、かさばらずに収納する事ができます。

 

ハードケースとソフトタイプの組み合わせのイカヅノ収納用品です。こちらもカンナ部(針)もしっかり収容できる為、他の仕掛けや釣り具を傷付ける事がありません。

 

最後に

マルイカ釣りのタックルも紹介しています。代用で使用できる他の釣りのロッドや、現行版を中心にこの釣りで使用できる具体的なリール・ロッドやラインなどの情報はこちらへ

タックル紹介 マルイカ編

 

船釣りから堤防、砂浜などの陸っぱりまで、様々な釣りのタックルや仕掛け、仕掛けの作成方法を対象魚別に詳細なイラスト付きで紹介しています。

タックル・仕掛け一覧