イサキの食べ方は、刺身や塩焼きが一般的には知られていて、特に皮が旨いと言われている魚なので、シンプルな塩焼きが有名です。釣りなどで、イサキが沢山手に入ったら、刺身や塩焼き以外にも、こんな食べ方はいかがでしょうか?
今回紹介するのは、イサキの照り焼きです。
照り焼きと言えば、ブリの照り焼きが知られていますが、実はイサキも照り焼きとの相性が良く、とっても美味しいんです。
イサキをさばく時の注意事項
イサキを扱う際に気を付けなくてはいけない事があります。イサキを漢字で書くと「伊佐木」や「鶏魚」などと表現されていますが、鶏魚の由来は、背びれが鶏(ニワトリ)のトサカのように見えるからとも言われています。(諸説あり)
このトサカ状のヒレが硬く鋭い為、調理中に怪我をしてしまわないように気を付けて下さい。エラや他のヒレも硬い為、注意が必要です。
イサキの照り焼きを作ろう
必要な材料
- イサキ 1尾(25cm前後)
- 小麦粉(薄力粉) 適量
- 油 適量
- ★しょうゆ 大さじ2
- ★みりん 大さじ1
- ★酒 大さじ1
- ★はちみつ 大さじ1
- ★砂糖 小さじ1~
①ウロコを取る
目玉の部分を親指でしっかり押さえてウロコ取りでウロコを取り除きます。目玉の部分をしっかり押さえる事で、魚を安定させる事ができます。
②三枚におろす
頭を落とし、ハラワタを取り除き三枚におろします。時期により、卵や白子がある場合があります。卵は煮つけなどで、白子はサッと茹でて、ポン酢で食べる事ができます。
③食べやすい大きさに切る
骨抜きで小骨を取り、食べやすい大きさに切ります。余った頭や骨は、アラ汁などで食べるのがオススメです。
④小麦粉をまぶす
イサキに小麦粉をまぶします。粉ふるいなどを使用して小麦粉をまぶすと、仕上がりがキレイになります。
⑤焼く
フライパンに油を敷き、両面に軽く焼き色が付くまで焼きます。
⑥煮詰める
★の調味料を入れ、とろみが付くまで煮詰めます。砂糖はお好みで追加して下さい。
⑦完成
お皿に盛り付けて完成。さやえんどう、紅しょうがで飾り付けをしました。
※他の魚や肉を使用して作っても、美味しく作れます。