イサキの食べ方は、刺身や塩焼きが一般的には知られていて、特に皮が旨いと言われている魚なので、シンプルな塩焼きが有名です。釣りなどで、イサキが沢山手に入ったら、刺身や塩焼き以外にも、こんな食べ方はいかがでしょうか?
今回紹介するのは、イサキの竜田揚げです。
竜田揚げは、色々な魚との相性が良い為、イサキで作っても美味しく作れます。
この竜田揚げは、ニンニクを使用していませんので、臭いを気にしなくても大丈夫です。
イサキをさばく時の注意事項
イサキを扱う際に気を付けなくてはいけない事があります。イサキを漢字で書くと「伊佐木」や「鶏魚」などと表現されていますが、鶏魚の由来は、背びれが鶏(ニワトリ)のトサカのように見えるからとも言われています。(諸説あり)
このトサカ状のヒレが硬く鋭い為、調理中に怪我をしてしまわないように気を付けて下さい。エラや他のヒレも硬い為、注意が必要です。
イサキの竜田揚げを作ろう
必要な材料
- イサキ 2~3尾(20cm前後)
- ★めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ3
- ★醤油麹 大さじ1
- ★砂糖 2つまみ
- ★生姜チューブ 小さじ1
- 片栗粉 大さじ5
- 油 適量
①ウロコを取る
目玉の部分を親指でしっかり押さえてウロコ取りでウロコを取り除きます。目玉の部分をしっかり押さえる事で、魚を安定させる事ができます。
②三枚におろす
頭を落とし、ハラワタを取り除き三枚におろします。時期により、卵や白子がある場合があります。卵は煮つけなどで、白子はサッと茹でて、ポン酢で食べる事ができます。
③食べやすい大きさに切る
骨抜きで小骨を取り、食べやすい大きさに切ります。余った頭や骨は、アラ汁などで食べるのがオススメです。
④漬け込む
★の調味料に約15分漬け込みます。
⑤揚げる
イサキに片栗粉をまぶし、180℃の油で3~4分揚げ、カラリと仕上げます。
⑥完成
お皿に盛り付けて完成。キャベツと人参の千切り、レモンで飾り付けをしました。
※他の魚や肉を使用して作っても、美味しく作れます。