とっても簡単、イカの沖漬けレシピ

釣りたての新鮮なイカは刺身も美味しいけれど、沖漬けなんていかがでしょうか?

生きているイカは釣りで釣らないと、なかなか手に入れることは難しいと思います。しかし、自分好みので味付けしたタレで作るイカの沖漬けは、すごく美味しいですよ。美味しい沖漬けを作れるのは釣り人の特権です。

沖漬けのタレは醤油、つゆの素、みりん、ザラメ、ショウガのチューブを混ぜて沸騰させれば出来上がりの簡単レシピです。普段、料理をしない人でも、容量を量ることと、コンロで火を使うことが出来れば、簡単にタレは作れます。

それでは、さっそく作ってみましょう。

 

沖漬けを作ろう

準備するものの写真です。

  • 醤油 190cc
  • つゆの素(3倍濃縮) 70cc
  • みりん 150cc
  • ザラメ 小さじ3杯
  • 生姜チューブ 1~2cm

※甘めの仕上がりになります。甘めが苦手な方は、ザラメの量を減らして下さい。

ヒイカ(ジンドウイカ)で約40杯、マルイカ(小型のケンサキイカ)で20~30杯位の分量です。

 

①すべての材料を混ぜる

鍋、又はフライパンに準備した材料をすべて入れ、混ぜ合わせます。

 

 

 

②沸騰させる

火を付け、タレを約10秒ほど沸騰させます。

その後、冷めるまで待ちます。

 

 

 

③容器にタレを入れる

容器やジップロックなどの密閉できる容器にタレを入れます。

ジップロックなどの袋の場合は、イカが袋に噛みついて、穴が開いてタレが漏れてしまう可能性があるので、写真のような容器を使用することをオススメします。

この容器は100円ショップで購入しました。

 

これでタレは完成です。

ヤリイカやスルメイカなどの、比較的大きいイカで沖漬けを作る場合は、紹介したタレの分量を数倍を作り、ポリタンクなどの容器を使用するとうまく沖漬けが作れると思います。

イカをタレに入れる場合は、まず、イカに墨を吐かせます。ここで要注意なのが、イカが墨を吐かないからと言って、いつまでも海水から出している状態はNGです。イカが弱ってしまいます。イカが元気なうちにタレに漬けることによって美味しい沖漬けができますので、少し待っても墨を吐かない場合は、すぐにタレに漬けてしまいましょう。

イカスミには、うま味成分であるアミノ酸が含まれています。タレにイカスミが混ざることによって、うま味が増し味がまろやかになるので、墨を吐かせることに、あまりこだわらなくても大丈夫です。

最低でも一晩は漬けましょう。

これで沖漬けの完成です。

ヒイカ(ジンドウイカ)の沖漬け

 

沖漬けを食べよう

出来上がった沖漬けですが、刺身として生でも食べることができます。しかしアニサキスなどの寄生虫がイカの体内にいる可能性があります。魚と違って、イカのアニサキスは発見しやすいですが、見極める自信が無い方は、沖漬けを一度凍らせるか、火を通して食べる事をオススメします。凍らせるか熱を加えることによってアニサキスは死にます。

僕のオススメは、バター炒めです。

まずは、イカの下処理をします。胴体と足を分け、胴体から軟骨を取り、足からは内臓、墨袋、目玉を取り除きます。目玉は、軽く包丁を入れて押し出すと、「ピュッ」と勢いよく出てきます。後は、食べやすい大きさに切るだけです。

熱したフライパンにお好みの量のバターを入れ、先ほど下処理したイカを入れて炒めれば完成です。

この沖漬けは、色々な食材との相性が良い(特に野菜)ので、食材との組み合わせで新しい発見ができると思います。

 

最後に

イカの沖漬けで一番難しいのが、生きているイカを手に入れることです。

ここは、釣りをする人が頑張るしかありません(笑)

美味しい沖漬けを作って、家族や友人を喜ばせてみてはいかがでしょうか?