秋も深まり、昼と夜の気温差が大きくなってきましたね。秋の釣りと言えば、エギングでイカの数釣りが楽しめる良い時期です。と言う事で、今回は千葉県の木更津港でヒイカ(正式名称:ジンドウイカ)をエギングで狙ってみたいと思います。
ヒイカ釣りは夜釣りメインになりますが、ヒイカの活性が高い場合、一晩で100杯越えの釣果も狙える釣りです。
しかし、そんな数釣りができるヒイカ釣りですが、2017年の東京湾での釣果は非常に悪く、今年(2017年)はダメだねと言うことを良く聞きました。
はたして、2018年はどうでしょうか?
木更津港について
今回のポイントは内港公園の南側岸壁です。
内港公園の南側岸壁の写真です。
潮が引くと水深が浅い為、根がかりに注意が必要です。
日中は投げ釣りがメインになります。
内港公園の南側岸壁の写真です。
足場も良く、柵もあるのでファミリーフィッシングでも楽しめる場所です。
内港公園の駐車場の写真です。
この駐車場には、トイレと水道があります。
事前準備
この釣りでは、スピニングタックルを使用します。エギは1.5~2号を準備しました。
ヒイカ専用のロッドは今のところ、ほとんどありませんので、メバリングやアジングで使用するライトゲームロッドを準備しました。
リールは使用するラインがPE0.3号なので、このラインを100m巻けるリールを選択しました。
さらに詳しくヒイカのタックルを紹介していますので、興味がある方はこちらもどうぞ。
ヒイカは明るいところへ集まってくる習性があるので、数を狙う場合、発電機と投光器が必要になってきます。電池式や充電式LEDライトでもヒイカは寄ってきますが、やはり100v電源のLED投光器の方が強力なので、ヒイカは沢山集まってきます。最近のLED投光器は屋外使用を見込んだ防水タイプも安く買えるようになったのでオススメします。
天気予報もしっかり確認します。ヒイカ釣りで使用するエギは1.5~2号と小さく、風が強い日などは、この釣りには向きません。11月3日は曇りで風が弱く、なかなかのコンディションです。
11月3日 釣行当日
17:30分に現地到着
発電機、投光器をスタンバイし電源ON。直後は小さな小魚がいましたが、ヒイカの姿はまだ発見できません。その後10分ほど投光器ONの状態で放置し様子見です。
とりあえず、シーズンの初めと言うこともあり、まずは小さめの1.6号のエギをキャスト。5投ほどした時に微かなアタリがありました。この後、数回キャスト後に1杯目をゲット!
この後もポツポツ釣れ、気が付くとヒイカが泳いでいる姿を確認でき、小魚を襲っている姿も確認できました。
今年はヒイカ不漁の2017年とは状況が違うように感じます。
しかし、状況が良かったのも20:30分まででした。この日の木更津港の干潮時間はおよそ20:30分。潮が引き底が見える状態になってから、アタリが遠のきました。
釣れることは釣れますが、1時間に1杯と言ったところです。それでも諦めずに釣りを続けていたら、再度、ヒイカが泳いでいる姿を確認できるようになりました。時刻は11:20分です。しかし、様子が変です。先ほどまでは、ヒイカは全体に散らばっていましたが、今回は10~20杯位で固まって泳いでいます。ヒイカの目の前にエギを泳がすことができれば釣れましたが、少し遠いと反応しなく、固まりから離れようとしません。何かに警戒している様子です。
そして、ヒイカが警戒している相手を目撃しました。
フッコクラスのシーバスが、ヒイカを襲っていました。
投光器を一時的に消したりして、シーバスを追い払おうとしましたが、すぐに戻ってきてしまう状況でした。
しばらくは、このような状況が続き、ポツポツ釣れていましたが、翌0:30分以降は何も姿が見えなくなり、1:30分に釣り終了。
詳細情報
釣行日 : 2018年11月3日
場所 : 千葉県 木更津港 内港公園岸壁
開始時刻 : 17:30
終了時刻 : 翌1:00
釣果 : ヒイカ32杯(2人で)
使用したエギ : 1.5~1.8号(全体的にどのカラーでも反応がありましたが、この日はピンクの調子が良かった)
潮回り:若潮
天気 : 曇り→晴れ
風 : ほぼ無風
その他 : この場所は水深が浅いので、根がかりする可能性あり。水面直下から水深50cm位で釣れるので、エギを深く潜らせなくても大丈夫です。
今回使用したタックルです。
本日の釣果
沖漬けにしてあります。
沖漬けのレシピも紹介していますので、興味がある方はこちらもどうぞ。
2018/11/23 木更津港でヒイカ釣り~釣行記録~
11月3日の釣果があまり良く無かったので、同じ場所、同じタックルで再チャレンジです。
天気予報では、北風が風速5~7mの予測でした。ヒイカ釣りにとっては、少々やっかいな風になりそうですが、釣り場の内港公園は南向きの為、風の影響はある程度抑えられそうです。
11月23日 釣行当日
17:00分に現地到着
ヒイカ釣りと投げ釣りをしている人が数名いました。暗くなってきたので、投げ釣りをしている人は撤収の準備をしていましたが、それほど釣り人は多くなく、場所取りは問題無さそうです。
発電機、投光器をスタンバイし電源ON。今回は11月3日と様子が違うようで、ヒイカも小魚も姿が発見できませんでした。その後10分ほど投光器ONの状態で放置し様子見です。
とりあえず、1.5号のエギをキャスト。10分ほど反応が無く、それでも釣りを続けていると、やっと最初の1杯をゲット。その後、あとが続かず時々釣れる感じで、約1時間で3杯のみの釣果・・・
そして18:20を越えたあたりから、活性の高いヒイカの集団がやってきて、約15分程連続ヒットが続き、数が伸びました。がっつりエギに抱きついていたので、ヒイカを外すのが大変なほどでした。しかし、絶好調も長くは続かず、19:00を越えると、まったく反応が無くなりました。
その後も粘りましたが、反応が無く、そのまま終了。
詳細情報
釣行日 : 2018年11月23日
場所 : 千葉県 木更津港 内港公園岸壁
開始時刻 : 17:00
終了時刻 : 22:00
釣果 : ヒイカ14杯
使用したエギ : 1.5号(オレンジとピンク)
潮回り:大潮
天気 : 曇り
風 : 風速5~7m(北風)
その他 : この場所は水深が浅いので、使用するエギは1.5号のシャロータイプがオススメ。
本日の釣果
沖漬けのレシピも紹介していますので、興味がある方はこちらもどうぞ。