ヤフオクで初めての出品となると、ハードルが高く不安を感じる人がほとんどだと思います。しかし、ヤフオクで釣具を出品すると、意外な高値で落札される事があります。
今回は、ヤフオクで電動リールを高く売るコツを紹介したいと思います。
出品の準備
出品するリールの付属品をできる限りそろえる
箱、取扱説明書、リール袋、電源コードなどです。
すべてそろっていることで、落札価格は上がります。
梱包するダンボール、梱包材を準備する
リールの箱より、ひとまわり大きなダンボールを準備します。あまり大き過ぎると送料が上がってしまうので注意しましょう。
梱包材は、専用のものがあれば良いのですが、無い場合は新聞紙などを丸めて使用しましょう。
リールの状態を把握する
チェックポイントは以下のようになります。
・全体的な傷
・リールフットの塗装の剥がれ
・腐食の有無
・保証書の有無
・まだ使用できそうなラインが巻いてある場合は、ラインの太さと長さ
・正常に動作するか
・ハンドルを回した時に違和感やゴリ感がないか
・使用後のメンテナンス状況
・落としたり、大きな衝撃を与えていないか
・使用時の じか置きの有無
・電源コードの痛み具合
・実釣時間と総巻上げ長さ
わかる範囲で良いので本文に記載します。
実釣時間と総巻上げ長さの調べ方
ダイワ 「16シーボーグ300MJーL」を例にして説明します。
① リールとバッテリーを接続し、電源を入れます。
② リールのMEMOとPICKUPのボタンを同時に約2秒押し続けます。
③ 液晶の表示が変わったら、PICKUPのボタンを数回押して写真の画面にします。
④ 実釣時間は下の数値で、総巻上げ長さが上の数値です。
実釣時間=51時間、総巻上げ長さ=25.3kmとなります。
その他の機種も同じような感じですので、詳しい操作方法は取扱説明書で確認してください。
出品しよう
ダイワ 「16シーボーグ300MJーL」を例にして説明します。
写真撮影
1枚目に付属品を含め、すべて確認できる写真を撮影します。
カメラのフラッシュは使わないで撮影します。理由は光の反射で傷に見えてしまったり、リール本体が光でよく見えなくなってしまいます。
2枚目以降は順不動でOK
・傷や腐食がある場合は、状態がわかる写真
・リールのみで色々な角度から撮影
・リールの品名がわかる写真
・リールのスペックがわかる写真
この写真で落札者側の安心感は増します。
説明文を記入
商品名は「シーボーグ」などではなく「16シーボーグ 300MJ-L」と年式とサイズまで記載。商品名のLは左巻きの意味ですので、写真と一致しているか確認してください。
本文は先ほど確認したチェックポイントを出来る限り記載しましょう。特に実釣時間と総巻上げ長さ、動作は正常かどうかの記載は必要です。中古品で記載していない場合は、高確率で質問がくると思います。
梱包サイズ、付属品で欠品がある場合やカスタムしている場合も忘れずに記載しましょう。
終了日時と値段設定
終了する日時は土日19時~22時位で出来るだけ長い期間(ヤフオクは7日)掲載しましょう。ポイントアップキャンペーンなどやっている場合は、さらに落札価格が上がる可能性が高まります。
スタートする価格は、人気があるものは1円スタートでもOKです。人気があまり無いものは、落札相場を調べてスタートする価格を相場より少し安く設定します。ここで要注意なのが商品名やカテゴリの間違いです。間違いがあると、見てくれる人数が少なくなり低い価格のまま落札されてしまう可能性が高まります。
丁寧に梱包しましょう。
最後に
特に重要なポイントのおさらいです。
・商品説明に実釣時間と総巻上げ長さ、動作は正常かどうかの記載は必要
・終了する日時は、土日19時~22時位
・出来る限り長い期間掲載する
・商品名の間違えに注意する
・カテゴリの間違えに注意する
高額な釣具を出品する場合は、安い釣具などで何度か取引して評価を上げてからにしましょう。高額な商品を落札される人は、まず出品者の評価を見るかと思います。評価が高ければ安心して取引できると思われるので、落札価格が上がるポイントです。
落札者を不安にさせない事も大きなポイントです。
お互いに気持ちのいい取引をしましょう。