船釣りタックル紹介 オニカサゴ編

 

オニカサゴ釣りでの基本的なタックルです。(イラストをクリックすると拡大して見る事ができます)

オニカサゴは食べて美味しく、水圧の変化に強く最後まで強い引きで楽しませてくれるので、中深場釣りで人気の高いターゲットです。そして、毒がある棘(とげ)がある事でも知られていて、取り扱うには注意が必要な魚です。

刺身、焼き、煮物など、色々な料理方法で美味しく頂く事ができる魚で、特に あら や かま などの部位から良いダシが出るので、鍋もオススメの食べ方です。

釣果を伸ばす為には相手を知る事が大事です。と言う事でオニカサゴの紹介です。

オニカサゴについて

「オニカサゴ」は釣り人の間で呼ばれている名前で、正式和名は「イズカサゴ」という魚です。

イズカサゴってどんな魚?

大きさ
  • 最大で50cm、重量2kgにまで成長
生息域
  • 水深80m~300mより浅い砂礫底や岩礁域の底付近に生息
  • 普通のカサゴに比べ、根の荒くない場所に生息
捕食している生物
  • 甲殻類
  • 小魚
特徴
  • 毒のある棘(とげ)がある
  • 棘(とげ)を切り落としても毒は消えない
  • あまり動き回らず、海底に潜んでエサを待ち伏せしている
  • 水圧の変化に強い為、水面付近でも暴れる
  • カサゴの仲間は卵胎生が多いが、イズカサゴは卵を産む
釣りでの注意点
  • 光る仕掛けはサメやフグも寄せてしまう為、状況次第で使用しない
  • 根が多いエリアでの釣りになる為、根掛かりが多い
釣りのシーズン
  • 一年中釣れる
  • ベストシーズンは秋~春
狙う水深
  • 底付近
産卵期
  • 1~3月
  • 秋~冬(1年を通して味は大きく変わらない)
その他

正式和名が「オニカサゴ」というイズカサゴより小さい別の種類の魚も存在しますが、ここでは釣りのターゲットであるイズカサゴの事をオニカサゴとして紹介します。

毒がある棘の位置

毒がある棘に刺さると激痛に伴い幹部が腫れ上がったり、症状が重い場合は呼吸困難になります。刺されてしまった場合、船の上では難しいかもしれませんが、幹部を50℃程のお湯に火傷をしないように注意しながら浸けます。毒はタンパク質が主な成分の為、熱を加える事で毒は凝固し、症状を軽くする事ができます。

 

リール

リールの種類
  • 中型電動リール
リールサイズ
  • 使用する道糸が300m以上巻けるもの(PE4~5号)
  • ダイワ : 300~500番
  • シマノ : 1000~3000番

 

入門用オススメリール

価格が抑えられた釣り具大手メーカー(ダイワ)のこの釣りに向いている電動リールです。このサイズは汎用性が高く、他の様々な釣りでも使用する事ができます。

 

中級クラス オススメリール

初心者向けリールより基本性能が高く、耐久性も上がっている為、少し高性能なリールが欲しい、長くリールを使用したい方などにも向いています。

 

高性能オススメリール

最高性能の電動リールです。性能重視の為、価格は上がってしまいますが、グレードの低いリールには無い機能や、パワー、スピードなど様々な面で性能が高くなっています。

 

バッテリーについて

電動リールを使用する為にはバッテリーが必要になります。バッテリーの種類で電動リールのパワーやスピードが上がる事はご存じでしょうか?

電動リールの性能UP!? リチウムイオンバッテリーとは?

 

ロッド(竿)

最適なロッド
  • オニカサゴロッド
  • 中深場ロッド
代用可能なロッド
  • ヤリイカロッド
  • ビシアジロッド
  • アカムツロッド
汎用ロッド

全長1.8~2.5m程で、8:2~7:3調子、使用するオモリが扱える船用ロッド

 

入門用オススメロッド

中深場狙いの釣りは、竿への負担も大きいので信頼性の高いメーカーのロッドをオススメします。

 

中級クラス オススメロッド

初心者向けのロッドより基本性能が高く、しなやかさ、感度などが上がっている為、扱いやすくなっています。

 

高性能オススメロッド

高性能ロッドです。性能重視の為、価格は上がってしまいますが、グリップの形状にもこだわり、細かい所の作りもしっかりしている為、見た目も良いロッドになっています。

 

ライン(道糸)

素材
  • PEライン
号数(太さ)
  • 4~5号
長さ
  • 300m以上

オニカサゴは底付近にいる為、道糸が足りなかったら釣る事は出来ないので、リールに巻いてある道糸の長さはしっかり確認して下さい。

 

道糸の先端やサルカンとの結び方などはこちらへ

これだけは覚えておきたいライン(釣り糸)の結び方 ラインと金具編

 

オススメ道糸

とにかく安い道糸を使用したい方にオススメなPEライン

安い道糸を使用したいけど、激安な物では心配と言う方にオススメ

 

最強クラスの耐久性と強度を誇る、高性能PEライン

 

仕掛け

片テンビン、オモリ、幹糸、ハリス、針や水中ランプ等の目立つものを使用した仕掛けです。

サメに仕掛けをダメにされたり底付近を狙う為、根掛かりの可能性があります。予備の仕掛けは準備しておきましょう。

 

片テンビン
  • アーム長 : 35~60cm

軽いオモリを使用する時はアーム長を短めに、重いオモリを使用する時はアーム長を長めにすると扱いやすくなります。

 

オモリ
  • 80~200号

時期や地域、船宿で決められている場合があるので、わからない時は事前に船宿に確認しましょう。

 

幹糸
  • 号数(太さ) : 6~10号
  • 長さ : 50~100cm
  • 素材 : フロロカーボン

 

ハリス
  • 号数(太さ) : 5~8号(幹糸と同じか細い号数を使用)
  • 長さ : 20~100cm
  • 素材 : フロロカーボン

 

  • 種類 : ムツ16~20号
  • 本数 : 2~3本(通常は2本針、高活性時は3本針でもOK)

 

目立つ仕掛けについて

オニカサゴは目立つものを好む習性があります。目立つ仕掛けは以下のようなものが多く使用されています。

  • ケミホタル
  • 水中ランプ
  • 夜光ビーズ
  • タコベイト
  • マシュマロボール

中でもYAMASHITA マシュマロボールは人気が高く、色や大きさなど、色々な種類がある事が特徴です。

 

仕掛けを目立たせる事で釣果は上がるかもしれませんが、同時にサメや外道も寄せてしまいます。サメや外道が多い時は、目立つ仕掛けを使用しない方がいい場合もあります。

 

便利グッズ

マグネット仕掛け置き

風が強い日やポイント移動時、風で仕掛けが流され扱いにくい状況になる事があります。

このような状況で活躍するのが、第一精工の「ウルトラマグネット」です。

ウルトラマグネットは磁石で出来ている仕掛け置きで、ロッドホルダーなどに挟み込んで固定します。磁石が比較的強くなっている為、小さな針でもしっかり固定する事ができるので、ポイント移動時や、風が強い日などでも仕掛けが扱いやすくなり、仕掛けが絡まる事も防止できます。

 

釣り方

ポイントに到着し、船長から開始の合図がでたら、仕掛けを底まで沈めます。

仕掛けが底に到着したら、糸フケを取り、道糸を張らせオニカサゴの目の前をエサがヒラヒラさせるイメージでアタリを待ちます。底をトントンする小突きなどの誘いも有効で、誘いを兼ねた頻繁なタナ取りが釣果を伸ばすコツです。

アタリがあったら しっかりアワセて、道糸を巻き上げていきますが、オニカサゴは水圧の変化に強い為、水面付近まで暴れるので気を抜けません。

船釣りから堤防、砂浜などの陸っぱりまで、様々な釣りのタックルや仕掛け、仕掛けの作成方法を対象魚別に詳細なイラスト付きで紹介中!タックル・仕掛け一覧