船釣りタックル紹介 ショウサイフグ(東京湾・食わせ仕掛け)編

ショウサイフグの基本的な東京湾での食わせ仕掛け用のタックルです。(イラストをクリックすると拡大して見る事ができます)

 

船釣りから堤防、砂浜などの陸っぱりまで、様々な釣りのタックルや仕掛け、仕掛けの作成方法を対象魚別に詳細なイラスト付きで紹介中!タックル・仕掛け一覧

 

ショウサイフグってどんな魚?

大きさ : 30~40cm(トラフグより小さい)

生息域 : 沿岸の水深100mより浅い砂底。水深20mより浅い砂泥底や礫底で産卵

捕食している生物 : 甲殻類、多毛類

特徴 : 口が小さく歯が鋭い。前後左右に泳ぐ事ができるが、高速で泳ぐことは苦手

釣りのシーズン : 一年中

狙う水深 : 底~中層

釣りでの注意点 : アタリが小さく、ハリスを歯で切られる可能性が高い。

産卵期 : 梅雨~初夏

旬 : 秋~春

食べる場合の注意点 : 身と白子のみ食用可能。卵巣と肝臓は猛毒。皮膚と腸は強毒。フグの調理師免許が必要。

フグ毒(テトロドトキシン) : 青酸カリの1000倍以上と言われている猛毒で、フグの種類と部位、生息場所で毒の強さは異なります。食後20分~3時間程の短時間で症状があらわれ、重症の場合は呼吸困難で死亡してしまいます。人の致死量は推定1~2mg、加熱しても毒は消えることはなく、解毒薬もありません。

 

リール

オススメリール

小型両軸リール

ベイトリール

リールサイズ

使用する道糸が100m以上巻けるもの

ダイワ : 100~150番

シマノ : 100~150番

 

入門用オススメリール

価格が抑えられた初心者向けの両軸リール。このサイズは汎用性が高く、他の様々な釣りでも使用する事ができます。

 

中級クラス オススメリール

初心者向けリールより基本性能が高く、耐久性も上がっている為、少し高性能なリールが欲しい、長くリールを使用したい方などにも向いています。

 

高性能オススメリール

大手釣具メーカーのダイワが誇る最高性能の両軸リール。性能重視の為、価格は高額になってしまいますが、基本性能が高く非常に軽い両軸リールです。

 

ロッド(竿)

オススメロッド

湾フグロッド

代用可能ロッド

カワハギロッド

カレイロッド

汎用ロッド

長さ1.5~2.0m、9:1~7:3調子で使用するオモリが扱えるロッドで感度が高いものを使用(カーボンの比率が高いものが向いている。グラスロットと呼ばれるグラスの比率が多いものは感度が鈍くなる為不向き)

 

入門用オススメロッド

価格が抑えられた初心者向けのロッド。

 

中級クラス オススメロッド

初心者向けのロッドより基本性能が高く、しなやかさ、感度などが上がっている為、扱いやすくなっています

 

高性能オススメロッド

性能重視の為、価格は上がってしまいますが、グリップの形状にもこだわり、細かい所の作りもしっかりしている為、見た目も良いロッドになっています。

 

ライン(道糸)

素材

PEライン

号数(太さ)

0.6~1.5号

長さ

150m以上

その他

10m毎に色が変わり、1m毎にマーカーがあるもの

 

オススメ道糸

とにかく安い道糸を使用したい方にオススメ

 

安い道糸を使用したいけど、激安な物では心配と言う方にオススメ

 

最強クラスの耐久性と強度を誇る、高性能PEライン

 

仕掛け

幹糸、ハリス、針、オモリを使用したシンプルな胴突仕掛けです。

 

幹糸

3~5号

素材は根ズレに強いフロロカーボンを使用

ハリス

3~4号(幹糸と同じか細いもの)

素材は根ズレに強いフロロカーボンを使用

丸カイズ12~15号

ムツ12~14号

オモリ

10~25号

オモリの号数は、エリアや船宿で決められている為、わからない場合は事前に確認が必要

 

便利グッズ

底を狙う為、根掛かりの対処が必要になる場合があります。根掛かりした仕掛けを無理やり引っ張ている人が見受けられますが、これではロッドやリールに負担が掛かってしまい、最悪の場合、ロッドやリールが破損してしまいます。

ここでオススメするものが、ラインブレーカーと言う道具です。

金属の筒の周りに滑り止めが巻いてある構造で、根掛かりした場合、PEラインをラインブレーカーに巻き付けて引け上げ、ラインをカットします。

ラインと仕掛けを結ぶ時にも使用できるので、一つは持っていたい便利グッズです。

船釣りから堤防、砂浜などの陸っぱりまで、様々な釣りのタックルや仕掛け、仕掛けの作成方法を対象魚別に詳細なイラスト付きで紹介中!タックル・仕掛け一覧